S33年卒恒例の5月合宿について

33W深澤 進 

5月21日()〜23日()にかけて丑澤先輩宅と美ヶ原で行いました。

参加者は、アイウエオ順で、後閑、閑、深澤、房内、増渕、渡辺の6人。今年で5回目になりますが、鹿島槍や五竜、白馬へということは最初から諦め、温泉にでもゆったり入ってといった雰囲気を楽しんでいます。

初日は、関西組二人を穂高駅で迎えて葛温泉の老舗、湯元の高瀬館へ直行し、かけ流しの湯で心身を癒し、夜は池田山荘で遅くまで饗宴。

二日目は美ヶ原山頂の王が頭ホテルに宿泊。車2台に分乗、山頂までおよそ30分の駐車場で下車。そこから歩いて11時過ぎにホテルに到着。早速、荷物を預けて、王が峰まで往復。昼食後は美しの塔を目指しての散歩で、尾崎喜八をして「天井が抜けた」といわせた平原も、牧場や入会権の間隙を縫い谷筋を避けての道路敷設で、真っ直ぐにはいかず、その長さにいささかバテ気味でした。

途中から雲行きがおかしくなり、塔に着く頃には、小雨模様で急ぎ写真を撮っての帰路は、時間が経つにつれ雨脚は強くなり、5月末といえども標高2,000mの風雨は侮れず冷たく応えました。幸い、観光客を美ヶ原高原美術館へ案内する王が頭ホテルのシャトルバスに出会い、それに便乗して予定外の美術館の野外彫刻を雨の降りしきる車窓から鑑賞させてもらいました。

午後から宵にかけての雨は非常に激しく、夕映えのパノラマは臨めず、朝の雲海の果てのご来光は朝寝をしすぎて見逃しました。

三日目は晴れ。と申しても眺望は悪く、期待した南北中央アルプスの山稜は雲に覆われているか、雲が無くとも輪郭は定かならず。ひにくなことに、下山途上の松本市街はよく見え、美鈴湖で休み、松本城に寄り、城近くのそば屋で昼食を済ませた後、松本駅で関西組と別れ、池田山荘に戻り、ベランダでしばし団欒して散会しました。

丑澤先輩には、計画段階から細部にまでわたり毎回お世話様になり感謝しております。ありがとうございました。