丁度4週間前の2/24に偵察した四阿山(形が東屋に似ている)。
3/22(土)
06:45 民宿わたらせを出発。前回の小雪が舞うのに比べ、今日は高曇り
なんとかもってくれればと願った。
07:25 ホテルフロントに断り、下の登山者用駐車場に置き直す。
08:25 牧場入口出発。スキーをザックに取り付け足取り軽く登る。これ
まで何回か登っておられる丑澤さんから、高曇りの彼方に見える山
々のガイドを受けながら、菅平牧場を縦断し白樺林を少しいくと、
里宮跡と推定される大きな岩に着く。(標高1860m)
10:20 同所出発。的岩もどきの大岩の後方の尾根に取り付き今までより
急な登りとなる。本当の的岩は鳥居峠からの県界尾根にある。
11:20 広い斜面をトラバースぎみにのぼり木陰で昼食。前回より気温は
高く、3℃だ。
手袋をとっても痺れない。前回は−5℃でわたらせ製のおにぎりも
二個目は凍ってしまっていた。
11:45 雪はクラストの上5cmほど積もりスキー兼用登山靴では登りにく
いので、竹内は輪かんを続け、他の3名はシールにディアメール用の
スキーアイゼンを併用し登坂効果はれき然として高度を稼ぐ。
12:45 2200m
13:00 頂上直下の肩にデポ。櫻井は6本爪のアイゼンを着用、快適に登る。
13:55 山頂に着く。トタン葺きの祠が有り、2〜3mのやせ尾根で南北の
両面が大きく切れ落ちている。雪は凍っていないのでピッケル、ア
イゼンは無くても歩けた。
14:05 浅間を遠望し360度のパノラマ、北アルプスは上部を雲に隠し、
前線が近づく気配を感じさせる湿気の多い空気に包まれる。下降を
始める。
14:20 デポでスキーにワックスを念入りに塗り滑降を始める。安全をみ
て斜滑降キックターンを繰り返す。時々、クラストが引っかかり転
倒する。急な所はデラパージュでしのぐ。
広い斜面では何とかボーゲンを2〜3回位まで繰り返せるが薮に引
っかかる。
ワカンは,降り積もった雪でグリセード気味に快適に下る。
15:10 里宮で皆が揃うのを待って丑さん持参の羊羹ブレーク。
15:50 出発。大雪原の菅平牧場は気温が下がりクラストが厚く引っかか
り転倒多発。ギャップは薄暗く見えにくい。脚も疲れ利きが悪い。
17:00 牧場入口にたどり着く。
17:25 ホテル到着。
18:00 国民休暇村の温泉につかる。
19:00 民宿わたらせ到着。暖かい夕飯が待っている。
会社勤めで40年近くの空白が有った筆者(竹内)にとっては、
無事2332.9mの雪山山頂に登れたことは望外の山行となり、何とも
幸運だったと同行の3名の方々には深く感謝している次第である。
|

根子岳をバックに、丑澤、桜井、竹内 |