群馬よいとこ 箕輪城

 

群馬町〜箕郷町


さて、国道17号線をそのまままっすぐに行けば渋川市に行ってしまうので、コースを変えて隣町の群馬町に行こう。

 

 


群馬町

 

ここは群馬県群馬郡群馬町と群馬三連発である。
かつてこの地域は車郡(くるまこおり)と呼ばれたらしい。群馬の名前もそこから来ているのか。

 

上毛野はにわ公園と土屋文明記念文学館

 

群馬県は全国でも有数の古墳県である。群馬町保渡田(ぐんままちほどた)には、「保渡田古墳群」と呼ばれるものがある。
それを見てみよう。

 

八幡塚古墳

約1500年前の豪族の古墳だという。史跡公園として良く整備されている。

この古墳の南側には、このような埴輪が陳列されている。
上の写真にも、わずかだが写っているのがお分かりだろうか。

 

 

かみつけの里博物館

はにわ公園の付属施設だ。
この地域の古墳群を中心に出土されたものが展示されている。

 

 

この博物館の北にはアララギ派の歌人、土屋文明の記念館がある。土屋文明は、福田赳夫元首相とともに群馬町の名誉町民である。

 

県立土屋文明記念文学館

群馬町出身のアララギ派の歌人、土屋文明を顕彰する施設である。

 

土屋文明(1890〜1990)

歌人、群馬県生まれ、東大哲学科卒
松本高女校長などをへて法大教授、明大教授を歴任した。
中学時代《アカネ》に歌や小品を投じ、1909年上京して伊藤左千夫宅に奇遇、《アララギ》に参加した。清新な抒情で注目される一方、第3次《新思潮》に加わり小説にも筆をとった。
18年以降長野県で教職に専念したが、24年帰京、翌年《jふゆくさ》を刊行。30年、《アララギ》の編集責任者となり、《山谷集》(1935)などの小市民的な人生詠で若い知識層に多大な影響を与えた。・・・中略・・・万葉研究のほか、《伊藤左千夫》など多くの著書がある。(平凡社世界大百科事典)

ふるさとの盆も今夜(こよい)はすみぬらむあはれ様々に人は過ぎにし

 

 

県立日本絹の里

かつて群馬県は養蚕が盛んだった。ここは繭や生糸、絹製品の展示館である。
繭や生糸の資料はもとより、染織体験もできる。

 

 


 

箕郷町

 

群馬郡箕郷町(みさとまち)は群馬町の西隣である。
ここで有名なのは梅林と城跡だ。

 

 

● 箕郷梅林

残念ながらカメラアングルが悪すぎる。せっかくの10万本と言われる梅林とは思えない写りだ。

 

 

 

道端で見つけたペアの小さな石仏が微笑ましい

 

 

 

●箕輪城

箕郷町の一番の呼び物は国指定史跡の箕輪城跡である。

詳細はこちらからどうぞ

 

 


群馬よいとこ 箕輪城