パソコンパワーアップ作戦
■ クラッシュ
2001年8月11日午前10時ごろ。ホームページを若干更新してアップロードした後、確認のためサイトを開こうとしました。
ところが、本体内からキンコン、ピシパシと言う異音が発生。パソコンがフリーズ。
しょーがねーなー、と思いつつスイッチを入れなおしたらOperation System Not Found,Hit Press Anykey
と無情のメッセージが出てきました。
そこでWIN98付属の起動ディスクをセットしてMSDOSで立ち上げたら、ハードディスクが認識されません。可能性は二つあります。
1.ハードディスクがクラッシュ
2.マザー・ボード〜ハードディスク間のインターフェースの不良キンコン、ピシパシの音からして2.のインターフェース不良の可能性は低いと判断しました。やむなくメーカーのサービスセンターに連絡。
私 ・・・・・という症状なんです。 メーカー では弊社のサービスセンター宛てに宅急便でお送りください
修理実施の前に料金を確認したければ、その旨をメモに書いてください。
たとえ修理を実施しなくとも、検査するわけですから、3000円いただきます。私 修理費用は概略どれくらいかかるものでしょうか? メーカー 部品が1〜2万円、技術料が2万円程度です。 私 ・・・・・・
むむむ、3〜4万円は痛い。
そこで友人のS君に電話したら、俺が直してやるから持って来い、とのこと。
8月19日。彼の家に持ち込んでハードディスクを交換したら、見事立ち上がりました。
普段はロクな口を聞いていない私も、この時ばかりはS君が神様のように思えたものです(笑)これはその時のものではなくて、後になって撮影したものですが、私と同じようにハードディスクがクラッシュした人に何かの参考になれば幸いです。
思ったより簡単なものですよ。
1.外側ケースをはずす
まず裏面のネジをはすします。
この機種は3箇所にあります。
次に筐体の外側ケースをずらしてはずします。
これがパソコン内部です。
ハードディスクはこの裏に取り付けてありました。
これは故障したハードディスクの基板です。 焦げているのがおわかりでしょうか? |
2.ハードディスクをはずす
ハードディスクを取り付けてあるネジをはずして、ディスクを浮かせます。
ネジは3箇所ありました。
インターフェースケーブルの赤い目印がどの方向についているか憶えてからはずします。
電源ケーブルもはずします。筐体側も焦げているのが見えます。
3.マスター・スレーブの設定
これは新品のハードディスクです。
内蔵ハードディスクにWINDOWSを導入して立上用として使うのなら、設定をマスターにします。
設定方法はハードディスクの説明書に書いてありますから、そのとおりにジャンパー線でつなぎます。
4.外側ケースを元にもどす
この後新品のハードディスクにインターフェースケーブルをつなぎます。目印を間違えないでください。
次に電源ケーブルをつないで筐体に収めてネジで固定します。
筐体の外側ケースを取り付けます。
5.WINDOWSを導入する。
最後に起動ディスク(フロッピー)使って立ち上げて、パーテーションを設定し、WINDOWSを導入すれば終了です。
■ モデム交換
8月28日の夜はものすごい雷雨。
おそらくそのためでしょう。モデムが故障しました。
私のモデムはパソコン内蔵型でPCIタイプのファックス・モデム、V.90 K56仕様です。外付けタイプにしようかとも思いましたが、あいにく私のパソコンにはRS232Cのインターフェースがなく、買うとすればUSBになります。ちょっと割高です。
そこで内蔵PCIタイプにしました。
Logitecの LFM-560PCI4というものです。
PCIバスに取り付けます
PCIですからソケットに差し込むだけでハードは自動的に認識してくれて、付属のCDROMをセットしドライバーをインストールするだけ。あっと言う間にできあがりました。
*もちろん事前に従来のモデムドライバーは、アンインストールしました。
■ CPU交換
今までのCPUはCELERON433MHzのものでした。
S君の勧めでこれをCELERON800MHzに交換しました。単純なクロック周波数の増大だけではなくて、CPU=メモリー間のシステム・バス周波数もそれまでの66MHzから100MHzになりました。
これにより能力は、(800÷433)×(100÷66)=2.8倍になるはずです。
今まで使っていたCLELRON433MHz
■ メモリー追加
私のパソコンのメモリーは64MHz。
これが小さいとハードディスクを一時的なメモリーとして使うので、ハードディスクの負担が大きかったいようです。そこで128MHzメモリーを追加しました。ノーブランド品で箱なし、包装のみで2980円。
効果はこれまた絶大です。
私はホームページの更新には マイクロソフトの Front Page Expressを使っていますが、今まで立ち上がるのにかなり時間がかかっていましたが、今度はほとんど瞬時に立ち上がります。
手前が今回取り付けたメモリー基板です