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超音波


■原理

20KHz以上の音波を超音波といいます。

人間には聞くことはできません。蝙蝠の世界です。
これはもはや音波というよりは『振動するもの』といった方が正しいでしょう。

超音波はその振動の応用として様々な分野で利用されています。
周波数でいえば、20K〜100KHz位の範囲になります。
周波数がどれほど高くとも超音波はあくまで『音波』です。『電波』ではありません。

超音波を発生させるにはいくつかの方法がありますが、一例として超音波振動子というものに交流電気を加える方法を書くことにします。

ピエゾ素子という電気部品があります。セラミックでできていて、電気を加えると伸びたり縮んだりします。
このピエゾ素子二つをホーンと呼ばれる金属棒で挟んだものが超音波振動子です。

ピエゾ素子1、2の組み合わせ方でいろいろな超音波を得ることができます。


■超音波の利用

超音波の利用方法を大別すると、物体を振動させること、あるいは物体に当ててそこから反射するものを利用することにあります。


多賀電気

洗浄器

やはりこれが一番身近ですね。眼鏡屋さんには必ず置いてあります。超音波の振動で眼鏡に付着した汚れをふるい落とすのです。



多賀電気

切断機

切断面が美しく仕上がります。例えば・・・ケーキの切断にも使われているんですよ♪
ただし、左の写真は工業用でしてケーキ・カッターではありません。


アロカ

腹部エコー

病院で検査してもらった人もいることでしょう。
超音波を体内にあててその反射をモニターで観察することができます。


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