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漏電(ろうでん)


読んで字のごとし。電気が漏れることです。
電気を流すもの、例えば金属などを導体(どうたい)、電気を流さないものを絶縁体(ぜつえんたい)と言います。

絶縁体はゴム、ビニール、プラスチック、紙、木、空気・・・・・とっても数多くあります。
しかし絶縁体と言っても、条件次第では電気を流すようになってしまいます。

条件とは電圧がきわめて高い状態を指しますが、どれ位高くすると絶縁体ではなくなるかは絶縁体の種類によります。

例えば空気です。
雷は空気を伝わってきます。
絶縁体も、電圧が高くなれば電気を通してしまうのです。絶縁破壊といいます。

電気部品は、電気の通路以外は触っても感電しないように絶縁されています。
例えば電源ケーブルはビニールで被覆されていますね。
被覆されていなければ大変危険です。

でも使っていくうちにこの絶縁が劣化して、わずかながら通電してしまう場合があるのです。
これが漏電です。特に洗濯機は水をつかうものですから、電気が漏れると大変危険です。

洗濯機にはアースというものがついていますが、アースは万が一漏れた電気を強制的に大地に流してしまうものなのです。

(東京電力ホーム・ページより)


■漏電ブレーカー

漏電ブレーカーは外部からの電線を引き込むところの配電盤についています(この絵はテキトーです)。

漏電ブレーカーには、となりに赤や白(黄?)のボタンがついているのでわかります。

◆対処方法

1.メインのブレーカー@が入になっていることを確認する

2.各部屋ごとのブレーカーAを全て切にする

3.漏電ブレーカーBを入にする

4.各部屋ごとのブレーカーAを一つづつ入にする

5.漏電ブレーカーが切れたら、その部屋の電気配線、電気器具に異常があるのでそのブレーカーは切にしておく

6.再び漏電ブレーカーを入にした後、残りの部屋のブレーカーを入にする

 

漏電ブレーカーのつまみが左のように中央で「切」になっている場合があります。
この時は一旦下(A)に下げてから、上(B)に上げるようにします。

また黄色(あるいは白)のボタンを押し込まないとつまみが動かないタイプのものもあります。


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